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裁判の経緯と判決まで

 宮下征子は電子部品メーカーである日本オートマチックマシン㈱(H15現在従業員412名・昭和63年頃には約600名)に20年間勤務、総務部に所属し、人事関係の仕事をしてきました。
 仕事の内容は、賃金計算、社会保険、人事管理簿・従業員名簿入力管理、福利厚生(個人の生命保険など含む)退職事務を一人で、また雑用の殆どを分担し行なってきました。
平成14年の11月頃宮下は厚生年金の受給額があまりにも小額だったことをキッカケに賃金が低いことに気づきました。
 すぐ上司に3~4回談判しましたが、全くのらりくらりで埒が明かず、激怒状態で定年まであと2年を残したまま退職してしまいました。
 総務に所属していた原告は、会社の組合(JAM労組)にも加入できずにいましたので、“だれでも一人でも加入できる組合”である全造船関東地協(JAM労組の上部団体)の「よこはまシティユニオン」に加入し、相談したところ、ユニオンが会社と10回ほど団交をしてくれましたが、相変わらず埒があかず、平成16年6月9日に横浜地方裁判所に提訴することを決心しました。
 この裁判は「進行計画」が適用され、2年で結審というもので、第一回口頭弁論と証拠調べ証人尋問)、結審、判決のみが本廷での裁判、あとはすべて協議室での裁判でした。
 2回目の協議で、原告が提出した全従業員の賃金ドットマップについて、被告は裁判官に“合理的理由を述べよ”と言われたにもかかわらず、最後まで“合理的理由が説明できず、証拠も提出できないまま判決を迎えてしまった”裁判でした。
 判決の中では、労働基準法第4条違反とまで指摘されています。この法律は「性により、男女を差別してはならない」ということで、罰則は6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金です。
 被告会社はこの事実をどこまで真剣に受け止めているのか、二審に控訴してきました。
 ひとえに、仮執行にこだわった結果?
 ”JAMの女性達よ、私の後に続き、どんどん訴えよう”と叫びたい。

  原    告  :  宮下征子  
  労働組合  :  よこはまシティユニオン執行委員
  連 絡 先 :  e-mail  yuki.setu@proof.ocn.ne.jp

  by dorako57 | 2007-02-27 16:26 | 裁判経過・経緯

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